眼底検査の研究用 SD-OCT システム : OQ Labscope
資料ダウンロード
製品情報
対応波長(nm) | 840 |
---|---|
平均出力(mW) | 0.75 |
製品情報
- 中心波長 840 nm
- 画像サイズ 512 x 512 px
- Bスキャン 19/sec
- 走査範囲 7 mm x 7 mm
アプリケーション
Lumedica社の SD-OCT の特長
Lumedica社の OQ Labscope は網膜イメージングに適した 圧倒的にローコストな SD-OCT システムです。この SD-OCT システムには光源、干渉計、検出器、サンプルスキャナ、コンピュータ、ソフトウェアが全て含まれています。OCT画像サイズ は512 x 512 px、Bスキャン速度 19/sec、スキャン範囲 7 mm x 7 mm、分解能は 深さ方向で 5 um(in tissue)、横方向 で15 umです。より詳しい仕様は OQ Labscope 1.0 のデータシートをご連絡ください。携帯電話に採用されている非常に安価な部品を用い、さらに特許技術を用いて製造工程を合理化することで、OCT 1台を構築するのにかかる時間を数時間まで圧縮しています。これにより、高性能でありながら低価格(~ $10,000)を実現しています。
光源には市販されているSLED光源を用いており、レンズには液体レンズを用いています。右図はPhotonics West 2017で動態展示していたメンディングテープのOCTイメージです。
サンプルに照射する光源の波長は 840 nmで、平均光出力は 750 uW となっております。これは、眼科用 OCT の安全規格に則った仕様です。
OQ Labscope 1.0 の用途
小動物の眼を用いた眼底イメージングの基礎研究に適しています。その他、中心波長 840 nm の光源に適したサンプルであればどのようなものでもイメージング可能です。今のところ、SDK (Software Development Kit)は配布いたしておりません。
本製品の他、セブンシックスでは OCT の基礎研究にお使いいただける、各種光源、光部品、試料(シリコンコーティングを施した金ナノ粒子など)を取り揃えております。OCT 研究で必要なものがございましたらお気軽にお問合せください。