NKT Photonics社製SCレーザーを使用している OCT論文数の推移

2021年 09月03日

  • 研究・技術
  • optical coherence tomography
  • Supercontinuum

公開情報である科学技術論文の情報からSCレーザーとOCTがいかに注目されているかを調べました。下図はGoogle Scholar 上で記事全体を対象にし、”supercontinuum or super-continuum” and ”optical coherence tomography” のキーワードで検索した2年間毎(2000年1月1日~2020年8月末)の論文数と、そのうちNKT Photonics製(旧fianiumを含む)とNKT Photonics以外の3メーカー製のSCレーザーを使用している論文数を示しています。論文の主題がSCレーザーで、その応用としてOCTについて簡単に触れただけの論文を多く含むと考えられますが、SCレーザーがOCTの光源として注目されていることが読み取れます。また、実際にNKT Photonics社製レーザーを使用している論文数が最近は年間100本程度となっているのは、NKT Photonics社製SCレーザーの新規ユーザーが増加しているとともに、また長期間に渡って使用され続けていることの表れかと思います.

 

SCレーザーとOCTに関する科学技術論文の出版数推移

SCレーザーとOCTに関する科学技術論文の出版数推移

なお,本データは「光アライアンス」(日本工業出版)の2021年11月号に掲載予定の記事の一部を抜粋・改変したものです.

 

Author - Masanori Nishiura

PAGETOP