世界をリードする国内外の研究機関と連携し、先端技術の実用化に取り組んでいます
広範囲の3次元表面形状を検査できる高速な非破壊計測器の開発に向けて、シングルショット形状計測システムに疑似光周波数コム干渉を新たに適用して、高速大面積製品表面/内部検査装置の開発を行います。また、マッハツェンダ干渉計でバランス検波を適用することにより、周囲環境に依存しない高信頼性化と高感度化を達成します。
※本研究は埼玉大学との共同研究です。
※本研究は「次世代イノベーション創出プロジェクト2020助成事業(2020.1-2022.12)」の支援を受けて実施しています。
私たちは超高速ファイバーレーザの開発において、これまでにない高い環境安定性、長寿命特性、低ノイズ特性、構成部品の信頼性を追求しています。
一般的な半導体可飽和吸収ミラー (SESAM)を使用せず、非線形増幅ループミラー(Nonllinear amplifying loop mirror: NALM) を可飽和吸収体とする共振器を設計し、かつすべてを偏波保持ファイバで構成しています。
このような構成のレーザはパルス発振が難しいことが知られていますが、私たちは、モード同期現象を実験、シミュレーションによって詳細に研究することで、瞬時にパルス発振する独自技術を開発しています。
さらに、これらの基本技術を搭載したモード同期ファイバーレーザの製品化を進めています。
光コヒーレンストモグラフィ、多光子顕微鏡、LiDARといったイメージング技術には、大量データの高速取得・高速演算が不可欠です。私たちはハードウェアとソフトウェアの両側面から研究開発を行っています。
また、取得した画像データや分光データに対して、深層学習を用いた自動分析、自動検知に関する技術を、国内外のパートナーとともに開発しています。