ベトナム制御自動化国際会議で基調講演
2022年 04月28日
- 学会・展示会
こんにちは! 技術部の中村です。
2022年4月8-9日、ベトナムホーチミン市にて制御と自動化に関する第6回国際科学会議
(VCCA2021: Vietnam International Conference and Exhibition on Control and Automation)が開催されました。
そこで基調講演をしてきましたので、レポートします。
◆講演の様子
VCCAはベトナム自動化協会(VAA)とベトナム国家大学ホーチミン市校との共同で、2年に1回開催されます。
制御と自動化の分野におけるベトナムで最も大きな国際会議で、フイン・タイン・ダット科学技術相が
オープニングで講演されていました。
◆テレビカメラが多数来ていました
ベトナム科学技術省は2021~2030年の科学技術開発戦略の中で、「自動化」を優先技術の1つとして
定義していて力を入れています。
具体的には、優先的に開発する99の先進技術のうち20が自動化分野であり、開発奨励の対象となる107の先進技術のうち30が自動化分野に属しているそうです。
2日間の開催中、国内外の科学者による50のテーマで160の論文発表がありました。
スマートシティ、DX、スマート農業、FAなどのアプリケーション分野や、さらにはスタートアップやイノベーションに焦点が
当てられていました。展示会においても、ロボティクス、AI、マシンビジョンなどを中心に
多数の企業出展がありました。
そんな大きな国際会議に弊社は招待され、"Future Key optical technologies for factory automation"という題目で
基調講演を行いました。ベトナムにおいても、制御・自動化における光技術はとても注目されており、
今後の国際連携について有意義な議論ができました。
◆VCCA2021プログラム委員長のタイ・クアン・ヴィン教授(ベトナム科学技術アカデミー)と
◆国立技術推進センター(NACENTECH)研究所長のグエン・フー・フン氏と
Author - Ryosuke Nakamura