表面プラズモン共鳴

2021年 04月14日

  • 研究・技術
  • レーザー

表面プラズモン共鳴は入射光のTM mode(P偏光、入射面と平行する)で励起可能です。一般的は下の図ように金属薄膜をプリズムに蒸着されるクレッチマン配置を最も応用に使用されています。入射光は高屈折率の物質(プリズム、n1)から低屈折率の物質(金属層、n2)に臨界角以上の角度を入射する場合、全反射が発生し、エバネッセント光は金属層に浸透します。入射光の入射角が共鳴条件を満たす場合、浸透したエバネッセント光は金属層の表面に表面プラズモン共鳴が励起されます。この時の反射光強度がゼロに近い、この入射角は表面プラズモン共鳴角と言います。ここで、n1、n2を一定とすると金属表面と隣接する屈折率(n3)が変化する場合、共鳴角も共に敏感的にシフトします.

Author - YIDA HSIEH

 

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