SPRの強度測定と角度変化量測定

2021年 04月26日

  • 研究・技術
  • レーザー

SPRバイオセンサーの測定方法は下の図を示すように強度測定と角度変化量測定があります.強度測定は入射角を共鳴角の近い角度に固定し(緑色ライン)、サンプルの屈折率変化による共鳴角がシフトしている時の反射光の強度変化を瞬時に測定います.この手法では、微小な屈折率変化に対する大きな信号変化が得られるが、その感度は入射光の強度安定性に大きく影響されます.角度変化量測定は共鳴角位置を瞬時にモニターするによるサンプルの屈折率変化が測定できます.この手法では、入射光の強度揺らぎはある程度を無視できるが、共鳴角近辺の反射光強度が低いため、共鳴角の位置を特定する時の誤差が感度を制限されます.

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